輪島塗しおやす漆器工房伝統の型　
我々輪島塗しおやす漆器工房が造り続けている輪島塗。
その最も基本的な品物の一つが、
この深型汁椀です。
　
たっぷりと入る汁椀で、
毎日の食卓で使う日用食器です。
　
　

毎日使う物だからこそ　
シンプルで飽きが来ない形、色、使い心地。
輪島塗しおやす漆器工房１６０年歴史の中で、
最も愛され続けている汁椀です。
　
手に取った時に心地よい手触りと、柔らかい口当たり。
よそった汁物の熱を優しく伝える、輪島塗の特性と相まって、
気持ちよく毎日お使いいただけます。
　

ぼかし塗　
塗り方、仕上げ方にも幾つかの技法があり、
この「ぼかし塗」は二色がグラデーションになるように仕上げる技法です。
　
「うるし」と言うと、
やはり代表的な色は黒と朱でしょう。
輪島塗に限らず、漆器の代表的な色使いですが、
特に輪島塗の黒と朱は
他にはない深い、奥行きを感じる黒であり、朱となります。
　
この汁椀はその黒と朱を使ったグラデーションが美しい汁椀です。
伝統的な汁椀、伝統的な色使いですが、
グラデーションにする事で、
すこしモダンな印象に変わります。
　
毎日の食卓を、少し華やかに鮮やかにしてくれる
ぼかし塗汁椀。
是非お使いください。
　
　
※漆で言う「白」とは、概ねベージュ色をしています。漆自体に焦げ茶色のような色が在る為、
　白の顔料を入れても、真っ白にはならないのです。
　
※「洗朱」とはオレンジ色の事で、「朱色を洗ったような明るい色」
　という意味で付いた名前の様です。