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やすべい塗 合鹿椀

¥45,360(税込)

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合鹿椀とは

 
「合鹿椀」と書いて「ごうろくわん」と読みます。
奥能登地方で伝統的に使われている、高台の高い椀の事をこのように呼びます。
 
厳密に言うと、
形状だけでなく“この地域で作られ、この材質、この塗り方の椀”
という定義があったようですが、
今では大まかに
“大振りで高台の高い椀”の事を指すようになりました。
 
 

どう使うのか
 
合鹿椀は大振りな椀です。
ですので、普通のお茶碗、お汁椀として使うのは
余程の大食いの方でないと向かないでしょう。
 
素敵だな、と思った使い方ですが。
石川県には伝統料理で「治部煮」という料理があります。
汁気の少ない濃いめの味付けで、山葵を添えて食べる煮物なのですが、
ちょっと良い料亭等に行くと、
この治部煮を大振りの椀の中心に、少なめによそって出してくれます。
これがとても上品。
高台の高さが、縁の高さが、塗の美しさが、
治部煮の色鮮やかさと相まって、とても美しかったのを記憶しています。
 
 
普段使いに最適 

少し話が逸れてしまいましたが、
大振りなだけでなく、高台の高さがこの合鹿椀の特徴です。
料理を机から持ち上げてくれ、
特別な料理、存在として引き上げてくれます。
 
そんなお椀ですから、
具沢山の汁物“豚汁”や“鳥団子汁”など、
ササっと作って、この椀で出せば
それだけで食卓が華やかになる事でしょう。
 
大振りな椀、というのは意外と使い勝手が良いので、
是非この椀によそって見てください。
きっと輪島塗の器としてのポテンシャルに気付かれると思いますよ。。

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